夏の思ひ出ぽろぽろ 吉野の銘木屋さん

東京新宿の髪が空色なファンキー友人に紹介してもらい、

奈良は吉野黒滝村の (株)徳田銘木、

これまた、大黒さんのような笑顔の徳田社長にお会いできた。

倉庫に入った瞬間、広がる木!木!木!ずら〜り。

カタチ、色み、太さ、におい、質感、雰囲気、

どんなにたくさんの木がこの倉庫に在るのだろう。すごー。

森に生えている神秘的な木というより、

おもわず触れてみたくなるような、

人間との距離が縮まった木がたくさん。美しい。

節もなく、まっすぐに成長した木もいいけれど、

曲がったり、枝がそのままだったり、

自然木の不思議なカタチ。

建物を丈夫にするための建材として 留めてしまうのはもったいなくて。

根っこから枝先まで、ユニーク。

生きるために環境に適応させていった、ムダのないカタチ。

まるごとの木を、暮らしのなかに取り入れる手法はたくさんあるのかも。

木は、人より長〜く生きる。切り倒されたあとも。

柱、手すり、天井、床、机の天板、

まな板、器、箸、などなど無数

最後に燃やされるときまで、生きている。

(いや、燃やしたあとも、肥料として生きてる?)

(あ、これグルグル思考スイッチ入るやつだ)

「私といっしょに生きてくれる木を選ぶ」って、シビれるー

おばあちゃんになったら、柱から杖になってほしい ←

徳田銘木さんは、感謝の気持ちで木と向き合ってらっしゃる。

感謝しているからこそ、「木材の可能性を追求」する。

一般的には廃材扱いされるような木を、

個性ある自然木として、

その趣きを生かす空間づくりを提案されている。

「あたりまえのことだ」と、徳田社長。

(胃腸薬 陀羅尼助丸の銭谷小角堂さん。徳田銘木の木材使用の和室を店頭から覗けます)
そうそう、自己紹介ではもちろん、シダの話を!

そしたら見学途中、徳田社長が、ふと

「シダに取り憑かれたの?それとも、

キミがシダに取り憑いたの?」

( ͡° ͜ʖ ͡°)「?????」

えーーーーーーー。

後者かも??

いや、前者??

気づいたときにはシダが生活にいたからなあ。

ひっかかりみたいなのはずっとあって。

それを素直に楽しんでいるのが現在。

シダのおかげでいろーんな方と

出会うことができてる。

ひっぱられている感じを考えると、

取り憑かれている?笑

はてさて

(この木は、女人高野 室生寺のシダ群生地ちかくの大木)

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