黄金のシダ
東山動植物園には、シダ館(羊歯館)があるんだよ!
いまは、改修中で観られないけれどね。
ちなみに、東山動植物園の再生プランを作成した
再生検討委員会には、シダ研究界のレジェンド(←勝手に)
岩槻邦男氏(東京大学名誉教授)が名を連ねていらっしゃるんです!えっへん。
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シダ館ではないけれど、熱帯温室は充分なシダパラダスでした…!
温室には、ミミモチシダがいるんです!
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イノモトソウ科 ミミモチシダ
原産地:沖縄から熱帯
種小名 “aureum”は、「金色の、黄金色の」という意味。
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でも、温室に入ってくる人ほとんどが、
「バナナあるかな!?」
「バナナどこ~~~?」
「バナナ、まだ青いや~ん」
とバナナ、バナナ、言う。
そのほとんどが、オバさま。
…収穫して食べるつもりで温室にきたんですかね…???
30分ほどウロウロ観察していて、7〜8組のお客さん。
ほとんどが、バナナ!
私、
『こっちも見て!見て!!
ここに黄金に輝く、ミミモチシダがいますよ!』
と、教えてあげようかと、思ったけれど。
「うわ!でっかいゼンマイがある!天ぷらにしたいね!」
と、ミミモチシダの芽を見て言ってたので、
教えてあげるの、やめました。笑
目の前の食べられるバナナだけじゃなくて、
足元のシダに気づくと、
世界の端っこでも楽しくなるってこと。