しだのすみか へようこそ

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奈良県吉野山へ移住して、2ヶ月が経ちました〜!
住まわせていただいているお家は、とても暮らしやすく、何より、家の裏にある崖にはたくさんのシダ植物が自生しています。
まだ、吉野山は寒い冬が終わったばかりで、芽も出ていないので、種類の同定はできていませんが、とにかくたくさんの株があり、いろんなシダたちが住みついているのがわかります。
庭には、桜の木が3本、カエデやコデマリ、そのほかにも、日本タンポポ、チューリップ、スズランスイセンなど、オーナーさんが育ててくださった植物たちがごきげんに暮らしています。

吉野山は、山を覆いつくすほどの美しい桜の景色で有名で、山桜を中心に、3万本もの桜が滝のように咲きほこるのです。
でも、私はその桜と同じくらい、シダたちやその他の植物たちの芽吹きは美しいと思うのです。「吉野は、桜だけじゃないのよ〜」と、地元のみなさんもおっしゃっています。アジサイや紅葉など、大切に育てられた植物がたくさん。吉野の魅力のひとつに、自生しているシダ植物たちも加わるといいなあ。そんなことを考えて、

シダ植物専門の小さな植物園をオープンしました。敷地内のシダたちに名札をつけ、園の看板をつくり、公開しています。
4月は、ぐるぐるの新芽が見ごろです。新芽もそれぞれが個性的で、形も色味もちがって、観察しがいがあるかと思います。
お時間のある方は、縁側でお茶をどうぞ〜◎

しだのすみか では、園内にいるシダたちの紹介をなるべく私がガイドして説明するようにしています。来園された方はぜひお声がけくだだいね〜。
足元の小さな植物の存在とその種類のちがいに気がつくようになると、吉野山の散策はもちろん、日常のなかでもいろんな植物たちが目に入ってくるようになるはず…♩
そうすると、例えばなんでもない通勤時間が、日々の変化をたのしむ時間に変わっていきます。

(カタヒバと何かの花)

吉野山の観光ストリートから少し奥まったところに しだのすみか があります。奥千本桜へのバス停ちかくです。みなさん、見つけられるかな? 縦長の杉の木でつくった看板が目印です◎

※開園日は、Instagramでご確認ください◎カレンダーを作成しましたら、こちらにも共有するようにしますが、Instagramの方が頻繁に情報発信しています。住所は非公開にしていますので、お越しの際は、DMをくださいね。
Instagram: @kinoshida_mamire

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